カレンダーどおりという方は今日は仕事をされているかと思いますが、ゴールデンウイークが始まりました。あまり芳しくない天気の連休となりそうです。
昨日、県内での新型コロナの新規感染者が22名と発表されました。これは過去最多の人数で県と秋田市は川反・大町地区の希望する飲食店関係者にPCR検査キットを無料配付することを決定しました。ここ最近は毎日感染者が出ており、何とかして広がりを抑えたいということですので協力していただければと思います。
横手保健所管内は今のところ、感染は抑えられている状況ですが予断は許せません。そういう意味でも迅速なワクチン接種が求められますが、先日気になるニュースがありました。それは、菅首相が感染者の急増が止まらない東京都に、自衛隊を活用した大規模接種会場を設置することを岸防衛相に指示したというものです。さらには大阪府に設置することも検討しているとのこと。
確かに、大都市でのこれ以上の急拡大を防ぎたいという気持ちはわかりますし、必要だと思います。ただ、それによって本来は地方に供給されるべきワクチンがその分だけ遅れるという事態にもなりかねません。大規模会場には承認申請中のモデルナ製ワクチンを使用するとしていますが、一抹の不安は拭えません。
「清新」配付をしていると、やはり話題の中心はワクチン接種です。感染者が少ない地方だからこその「負」の事情もあります。首相にはそうしたものも汲み取り、「地方軽視」と言われないような体制をとっていただきたいと思います。