生きざま

天皇陛下、62歳の誕生日です。寒気の戻りで発生した日曜夜からの強風はおさまったように感じますが、予報ではまだ警戒が必要みたいです。

日曜日に閉幕した北京冬季五輪。先日のブログにも書きましたが、いろんなことが起こった17日間でした。スポーツとは?五輪とは?本当に考えさせられました。

スーツの失格問題、判定や採点に対する疑問、ドーピング疑惑による混乱・・・国家の思惑も見え隠れしながら、「国」と「国」の戦いに私たち国民もいつのまにか乗っかってしまっています。それが選手たちの重荷になっているという現実がこれほど顕著だった大会はなかったと思います。

それでも、選手たちは伝えてくれました。夢は叶うということ。目標に向かって挑戦する姿は美しいということ。何があっても必ず支えてくれる人がいるということ。たくさん失敗してもそれが財産になるということ。「生きざま」とは何かということ。勝敗や国境を超えた絆と感動がそこにはありました。

横手市出身の向川桜子選手が大回転、回転と4本滑り切った時の笑顔。あれが答えなんだと思います。選手たちは国の代表です。でも、国を背負う必要はありません。選手は自分のために全力を尽くし、私たちはそれを精一杯応援する。それが「スポーツの祭典」のあるべき姿ではないでしょうか。

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