臨時国会は今年度の第二次補正予算案が昨日衆議院を通過。論戦の舞台は参議院に移りました。
物価高で苦しい国民生活が続く中で、実効性を持った内容の予算であってほしいと思っていますが、予算委での野党の指摘では「なぜ、これが補正なの?来年度の当初予算でいいんでないの」というものもあるとか。補正予算はその名のとおりに緊急性を鑑みて、必要な措置をするためのもの。遅れて出した割には精査が甘かったということでしょうか。
衆院同様、参院でも岸田内閣を構成する方々が様々な問題で追及を受けています。国会答弁の準備のために福島県視察を取りやめた秋葉賢也・復興相はもとより、過去のウルトラヘイト発言(投稿)が物議を醸している杉田水脈・総務政務官も今日は釈明に追われました。答弁を聴いてましたが、あれでは「適材適所ですか?」と問われれば了とは言えないでしょうな。
第二次補正予算案は何だかんだで今週中に成立する見込みですが、まだ旧統一教会の被害者救済に向けた法案という“大物”が残っています。与野党の溝が十分埋まっていない状況で10日(土)の会期末に間に合うのでしょうか?とても大切な法案ですので時間切れでした、ではなく会期延長も見据えた丁寧な議論を行ってほしいところです。
明日は広報分科会です。