最近は新聞報道から思うことを書いてますが、今回も。国の有識者会議は東京23区にある大学の定員規制を、早ければ再来年度から緩和する方針を示しました。地方の、特に私立大学にとっては痛い話です。
コロナ禍やこの定員規制もあって、地方私大は少し一息ついていましたが、これから生き残りのためのサバイバルが始まると思います。私の母校はそれを見据えてか、キャンパスの都心回帰を決定。五橋の仙台市立病院跡地に新キャンパスを建設して、近接する土樋キャンパスと一体となった「ONE CAMPUS」が4月に誕生します。勝負に出た!と私はみています。
しかし、このような大規模整備ができるのはある程度体力のある大学に限られます。地方私大の多くは今以上に学生集めに頭を悩ますことになるでしょう。“ここにしかない”個性や、特色ある大学づくりを目指すかがカギになってくるのかな。