国の動向を注視している時間はあるのか?

昨日は会派代表質問でした。ウチの会派の塩田勉代表は①少子化対策②ゼロカーボン政策③財務内容からみる大型公共施設建設についてを、創成の会の加藤勝義代表はウェルビーイング(well-being)の考え方を踏まえて①市長の所見②少子化・子育て対策としての給食費の完全無償化提案③大型公共施設建設について問いました。

大型公共施設建設については、今日からの一般質問でも多くの議員が通告項目に挙げていますので置いといて、少子化対策について答弁から感じたことを書きます。全国の例にもれず横手市も少子化は加速しています。昨年の出生者数は343人で、これは私が中学生だった頃の横手南中の一学年に相当します。

市当局は市民の皆さんや市職員などから少子化(人口減少)対策のアイディアを募る「よこての未来創生プロジェクト」を立ち上げて、240余りのアイディアから来年度当初予算にいくつかの事業を盛り込んでいます。

その内容は一歩前進と捉えられるものではありますが、それは既存事業の拡大であり、正直いって物足りなさは否めません。他自治体では思いつかないワクワク感のあるもの、もっといえば度肝を抜かれるような事業が一つ二つなければ回復は見込めないと私は感じています。

市長施政方針では、「国の動向を待つ姿勢ではなく、未来を見据えながら先陣を切ってこの問題に取り組んでいかなければならない」と言っていましたが、昨日は「国の動向を踏まえつつ」とか「注視して」とか真逆の答弁でした。それでは金太郎飴のような政策になってしまいます。本当に危機感を持っているならば、国がどうこうとか言っている時間はないと思うのですが。

P.S.お昼はお好み焼き屋さんでキムチ焼うどんでした。「たまには焼うどん食いてえなあ」と思っていたので、ちょうどよかったです。

 

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