昨日、3月定例会が閉会しました。本会議に先立って全員協議会が開催されました。寿松木孝議長から「大型公共施設整備事業の適正執行を求める決議(案)」の説明とそれを議員全員で提出したいとの提案がありましたが、意見がまとまらず見送りとなりました。財政や運営といった面で不安が残るという認識は議会の大半が共有していたので、私としては残念な結果でした。
本会議では5年度当初予算で「ゆーらく」の設計費を予備費に組み替える修正案とその部分を除く原案を可決、その他の議案と陳情もそれぞれ可決、採択しました。また、退任する石山清和副市長の後任に村田清和・総務企画部長を充てる人事案に同意しました(無記名投票・賛成19:反対5)。清和氏から清和氏へバトンタッチです。
今回は未来の横手市を左右する分岐点となる決断を迫られました。提案した高橋大市長も、そして私たち議員も今以上に重い責任を背負ってこれからの市政にあたることになります。そういう意味で昨日の「市長の公約だから賛成するのは当たり前」という起立する気持ちが萎えてしまう討論はいかがなものかと思います。それは二元代表制の完全否定であり、議会の責任放棄です。