昨日から本会議が再開されています。この二日間の委員会質問・一般質問での議論から。
委員会質問。1年以上にわたる所管事務調査の結果、厚生常任委員会の総意として土田百合子委員長が学校給食費の無償化を求めました。が、「多子世帯への措置は検討する余地はあるが・・・」(教育長)ということで、満足のいく答弁は返ってきませんでした。残念です。
無償化したとして約3億円の予算が必要ですが、それは一般会計の1%にも満たない金額です。高橋市長は「何かをやれば、何かを減らさなければならない」と言いましたが、一方で28億円もの不用額を出しています。まずは、それを減らしてから言ってほしいですね。
加藤勝義議員の一般質問。横手体育館と市民会館の工事発注の形態は「異業種JV」といわれるもので、それは横手市の規定にはないものなんだそうです。市長は「<市長が特別な理由と認めた場合・・・>という文言があるので、それを当てはめた」との答弁。
確かに様々な決まりの中に「市長が・・・」というのはよく見かけます。でも、それを当てはめる際に“特別な理由”の根拠を説明していただかなければなりません。それを無視して行うことは独裁につながります。
翻って、議員の質問内容の“質”。初歩的なことを堂々と通告している例がありました。それは登壇した際に自分で説明すればいいだけのことです。
以上、私の感想でした。明日は一般質問最終日です。