木都・能代

能代市は「東洋一の木都」と称されるほど木材産業が盛んな地域。昨日は林活議連の視察研修を行い、議員10名+議会事務局2名で能代市を訪問。林業振興における取り組みを勉強してきました。

午前は能代市役所で座学。森林環境譲与税を活用し、独自の「能代システム」によって境界不明林の対策や森林経営サポートを実施しています。「木育」等よりも前に「山をどうするか?」という視点を中心に置いた事業を展開していました。また、担い手不足に対応するため今年度から林業機械や「緑の雇用」利用事業者への助成をスタート。林業大学校受講生への助成は従来の家賃補助から、定額50万円へと拡充しました。

来年1月に稼働予定の中国木材㈱能代工場の市内経済への影響については、木材の供給先の確保、企業間連携、関連施設建設等の投資、能代港整備の可能性、工業団地の造成、賃金上昇といった数々の波及効果が見込まれるとのことで参加者一同、感嘆しきりでした。

昼食は旧料亭・金勇で。私が伺うのは3度目ですが、いつ来ても良いですね!

午後は現地見学。熊出没に注意を払いながら、七座山自然観察教育林でマイナスイオンを浴びてきました。

一歩の天スギ。

七座天スギふれあいゾーン。

「道の駅ふたつい」には、樹齢820年~850年といわれる地中から発見された古代の杉「埋もれ木」が展示されています。埋没年は958年(天徳2年)ということで・・・平安時代です!

林活議連、来年も積極的に活動していこうと思います。

今日はこれからユネスコ協会の行事で秋田市です。

 

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