政界再編のカギを握る勢力

臨時国会が明日から始まりますが、衆議院では細田博之議長が体調不良を理由に辞表を提出、本会議で許可されます。。でも、次回の衆院選には立候補する予定とか。島根1区の皆さんの良識が問われそうです。

先日の議長記者会見はまあ、酷かったですね。旧統一教会との関係やセクハラ問題に対する質問にまともに答えず、終始「オレは悪くない」と言わんばかりの態度は完全に自民党の“驕り”を垣間見る結果となりました。地元紙も昨日の社説で「<三権の長>の名が泣く」とこきおろしてました。本当のことだから仕方ありません。

停滞する国政を打破するためには、戦後のほとんどの時期を与党として過ごしている自民党の大分裂→政界再編が不可欠だと私は思っています。私は衆院会派「有志の会」と立憲民主党内のグループ「直諫の会」の二つの勢力がそのカギを握るのではないかと予想しています。

「有志の会」は野党系無所属で当選した民主党出身議員の集まり。メンバーは5人でしたが、先頃「与党でないと仕事ができない」という理由で1人が自民党に移りました。そうだとすれば国会は大政翼賛会になってしまうのですがね。新しい国家ビジョンのもと、政権を担う集団をつくることを目指しています。

「直諫の会」は会長が重徳和彦衆議院議員なので重徳派とも呼ばれています。民進党分裂で会派が分かれたり、無所属になったりした中堅・若手が立ち上げました。先日、共著を出版しました。

まだ最後まで読んでませんが、保守VSリベラルや改憲VS護憲という従来の対立軸にとらわれない政治を目指すという点で、有志の会と共通するものがあります。メンバーのほとんどが横文字連発かつ高学歴で華やかなキャリアを経ているのが少し気になりますが、何回も落選をして泥水をすすっているような方も多く、フツーの感覚は身に着けているかと。

今後の動きに注目しています。

 

 

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