佐竹敬久知事が明日をもって退任されます。昨日は地元紙にインタビュー記事が載っていましたが、政治の世界に身を置く者として心に刻んでおく必要がある言葉を残されています。備忘録として記します。
(度重なる失言等における地元紙の厳しい指摘について)「それがないと独裁体制になってしまう。批判があるから自分も反省する。自分の気に入らない記事があってもそれは当たり前。報道が政治に忖度すれば民主主義は成り立たない。私は報道を不快に思っていない」
「勝つために大事なのは情報と素直な心だ。私は人と接する時、誰とも敵味方なく接してきたつもりだ」
「知事は県民のリーダーではない。あくまでも県政のリーダーであり、責任者だ。県民のリーダーなんて言ったら思い上がり。知事の雇い主はあくまで県民」
「首長は自身の上に<親分>を持ってはいけない。持つとそっちになびいてしまうからだだ」
在任期間中はいろいろとありましたが、4期16年の重責を果たされたと思います。大変お疲れ様でした。