仕切り直し

 昨日の私の一般質問ははっきりいってイマイチのものになってしまった。今任期最後=改選直前の定例会という慌ただしい中でどこまで自分の力を一般質問で出せるかという挑戦の意味での登壇だったが、やはり準備にかけた時間に比例しただけの内容・・・反省しきりである。

 さて、昨日は全員協議会(全協)があった。盛り沢山の内容だったが、その中でこのブログでも何度か触れた「議会広報委員会の常任委員会化」についての結論が出た。「今定例会での条例改正は難しい」。先送りである。これについては一昨日の議会運営委員会(議運)での議論を経たもので私は事前にその結論を知っていたので、全協では“常任委員会化”についてどんな意見が出るのか黙って聴くことにした。

 いろいろな意見が出た中で知ったのは意思統一されたと思っていたはずの広報委員会内が実はバラバラだったという事だった。これは本当にショックだった。率直に委員長としての実力不足と未熟さを痛感した。この現実は素直に受け止めたいと思う。

 そしてもう一つは、「情報発信」というものに対する議員間の温度差だ。まだまた議会内で意識が醸成されていない。「議会だより出してればいいべ」そこから抜け出せていない方が多い。市民により信頼される議会になるためには議員個人の情報発信努力はもちろんの事、「市議会」というチームでの努力が必要不可欠な時代に入ってきているのに・・・

 「議会ねどきは何してらのや?」、「ろぐに仕事しねで、たげ金ばしもらってらんだべ」。議員になってこんな言葉をよくかけられた。議員は議会がない時も活動してるし、報酬分だけきちんと仕事をしている。私はそれを自負しているし、他の先輩議員もそうだろう。でも、それが市民の皆さんに伝わらない。イメージを払拭したい。そんな思いでやってきた。その結論として広報委員会の“常任委員会化”を提案した。

 「先送り」という結論が出て、本当に悔しいし、情けない。そしてちょっぴり虚しい。でも受け止める。改選後に仕切り直しだ。絶対にあきらめない。

P.S.高橋聖悟副委員長、木村清貴・議運委員長、そして議会事務局の皆さん、ご難儀かけました。

 

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