スポーツ立県を目指している秋田県。近年、県内にもプロチームが誕生して、それぞれのリーグで戦っている。
サッカーJFLのブラウブリッツ秋田が来季発足するJ3入会の承認を得た。とうとう秋田にもJリーグのクラブが誕生することになる。とはいってもJ2やJ1への道のりは簡単なものではなく、実力もさることながら、観客動員数もクリアしなければならず、そのための施設環境整備や県民の盛り上がりが必要。さらには高校サッカーは全国選手権8大会連続初戦敗退中という事でジュニア世代の育成も急務だ。
観客動員ということで参考となるのがバスケットボールbjリーグの秋田ノーザンハピネッツ。メディア戦略に長けていることもあって、秋田市でのホームゲームはほぼ満員。さらに今季は東カンファレンスの首位を走っている。「どうせならハピネッツが勝つ試合を観たい」というのが県民心理。秋田市以外の会場でも満員になる可能性大だ。
ラグビーファンとして頑張ってほしいのがチーム結成10年目の秋田ノーザンブレッツ。実は秋田で初のプロスポーツクラブである。トップイーストリーグに所属しているがなかなか上位にいけず苦戦中。今季も10チーム中7位という状況でトップリーグ昇格への道は険しそうだ。ラグビー王国といわれた秋田県。高校ラグビーは秋田工に復活の兆しが出てきたのでノーザンブレッツも一踏ん張りしてほしい。
そして何より忘れてならないのが大相撲の豪風34歳。今場所はなかなか動きが良く、白鵬に大善戦し、昨日は豪栄道に勝ってしまった。今日は残念ながら負けてしまい、現在5勝6敗だが勝ち越せばまた三役が見えてくる。ベテランの味は健在だ。
以上、横手かまくらFMでスポーツ番組をしている私の雑感。