猪瀬都知事辞任表明

 定例会が終わり、いよいよ年末モードに入った。明日からは忘年会が始まり、なぜかクリスマスイブには日帰りドックが待ち受け、年賀状を書き、おせちを注文して正月を迎える・・・というのがここ最近の年末パターンだ。議会広報委員会から外れたので、気忙しさは幾分解消されるのかなとも思うが、来週は議会改革に関する特別委員会が予定されている。

 やはり・・・というべきか、猪瀬直樹・東京都知事が辞任を表明した。某参議院議員がブログで、以前、道路公団民営化の勉強会で猪瀬氏を招いた時にとった彼のぞんざいな態度を明らかにし、「あんな態度だから守ってくれる人がいなかったのだろう」という趣旨を述べている。実際、誰も守ってくれなかった。

 昨年の都知事選の頃、ある新聞記者さんと話した際に「都知事は誰がいいと思いますか?」と聞かれた事がある。私は「松沢成文」と答えた。「猪瀬さんはどうですか?」と言ったので「態度がでかいそうだから職員に嫌われてうまく進まないのでは?」と返したら笑っていた。マスコミに対する態度も大きかったのだろう。だから、徹底的に糾弾された。しかし、辞任表明の記者会見で会見場を去る猪瀬氏に「検察の捜査が入る可能性もあるようですが・・・」と追い打ちをかけたのはやりすぎだ。

 今回の辞任劇に接し「人のふり見て我がふり直せ」という言葉を思い出した。もしかして私もどこかで傲慢な態度をとってるかもしれない。注意しよう。

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