忘れない、ということ

 3回目の3.11がやってきた。厚生常任委員会・分科会も午後2時46分、審議を中断し1分間の黙祷を捧げた。

 ビートたけしが震災直後にこんな事を言っている。「この震災を<2万人が死んだ1つの事件>と考えると、被害者のことを全く理解できないんだよ。そうじゃなくて、そこには<1人が死んだ事件が2万件あった>ってことなんだよ。そう考えれば<重み>がわかると思う。2万通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人たちがいて、その悲しみに今も耐えているんだから」

 いま、私たちができることは、「忘れない」ということではないだろうか。あの日をそれぞれが受け止めて、日々を淡々と、そして精一杯生きる。それが犠牲になった方々に対する供養だと思う。

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