一般質問は難しい

  3日間にわたる一般質問が終わった。今回ほど「一般質問は難しい」というのを痛感したことはない。私の質問を含め全体的に市長の答弁にもキレがなかったのもあるのだろうか。相手のせいにしてはいけないのだが、答弁に限っていえば、だんだん「高橋大さん」という政治家の持ち味がなくなってきていると感じる。議員と市長は立場が違うから仕方ないのかな。

 毎回、私の一般質問について良かった時も悪かった時も率直に評価してくれる齋藤光司議員に「光司さん、今回はダメでした」と言ったら「オレもダメだと思った。あれ(災害対応型自販機)を質問の先頭に持ってくるにはムリがあった。それなら、災害対策全般の話をしてから小項目の中で話せばいい」と指摘を頂いた。なるほどなあ。

 一般質問は60分という時間を与えられて本会議で市長と論戦することができる貴重な場、いや神聖な時間といっても過言ではない。だから、なるべく市政に関する大方針というか、方向性を問うテーマを選ぶようにしている。そうなると観念論にもろにはまってしまう危険性が出てくる。今回は気がつけばそこにはまってしまった・・・

 細かいテーマ設定で、しかも市役所内部で検討中のもの(←調べればすぐにわかる)を質問すれば「成果」を得るのは比較的容易だ。しかし、そういった細かいものに関しては発言の場は委員会もあるし、そもそも日常活動の中で担当部署に進言し続けていくのがスタンダードなやり方だと私は思っている。

 それにしても、今回はドッと疲れが出た。議員生活5年目。まだまだ甘いな、オレ。

P.S.今日は議会改革に関する特別委員会も開催。来月開催予定の議会報告会。共催して頂く地区会議はなんと21地区となった。1班あたり5~6地区という割り振りである。

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