元に戻った

 ここ2~3日、天気が良かったので、今朝の大雪はショックだった。「またか・・・」とガクッとくる。横手は大雪の風景に戻ってしまった。

 午前は秋田三区選出の京野公子衆議院議員、小田嶋伝一県議、小沢秀宏議員と共に横手市内を視察。初めに市当局から説明を受ける。

 現在、排雪用のダンプが不足状態。他県から借りることも視野に入れている。市職員は50名ほどがボランティア休暇をとり、除雪作業にあたり、県職員にもその動きがある。東北電力は東北各県から重機を20台集めて、電柱の雪おろし。臨時に確保した第二工業団地の雪捨場はまだ余裕がある状態だが、アクセスに難があること。

 ビニルハウス被害では特に菌床シイタケが心配。さらにりんご、ぶどう等の果樹を含めた農業被害に今後、対応しなければならない。

 2月1日発行の市報に号外として、雪害に対する市の取り組みを紹介するそうだ。

 現場視察は雪捨場2ヶ所と住宅地を中心に廻る。京野さんには、除雪しても、雪下ろしをしても捨てる場所がなく、道幅がせまい、車の交差はもちろん、歩くこともままならない現場をしっかりと見てもらった。今は国会開会中だが、政府関係者にも一度見て頂きたい。そう思う。

 今は今で、「お互い様」の精神で乗り切るしかないが、春には農業被害も待っている。これは災害だ。国はしっかりとした対応をとって頂きたい。そうでないと、私たちは報われない。

 午後はかまくら館で行われた「発酵フォーラムin横手」に出席。“発酵”といえばこの人、小泉武夫先生の講演を聴く。大雪に負けじと熱心な聴衆が詰めかけた。

 今日は秋田県民として、うれしいニュースもあった。大館鳳鳴高校が21世紀枠で甲子園に出場決定。おめでとう、勝敗は気にせず、思いっきり聖地でプレーしてきてほしい。

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