雄物川北小閉校式典

 
 来春、雄物川地域と大雄地域の各小学校がそれぞれ統合し、雄物川小学校、大雄小学校が開校する。そういうことで、今日は雄物川北小の閉校式典に出席。「公務」としては今年最後。

 平成12年に旧沼館、旧舘合小が統合し、開校したので「雄物川北」としての歴史は15年。しかし、沼館、舘合は明治7年の創立だからルーツをたどると約140年もの長きにわたって地域の学校として発展してきた。ちなみに私の母親は旧沼館小のOGだ。式典ではそのルーツ校の校歌も流れた。懐かしさを覚えた方々もいただろう。

 私は母校の「閉校」というものを経験したことがない。おそらく市議会議員の中では唯一だと思う。横手南小、横手南中、そして湯沢高、東北学院大。いずれも私が在学していた頃と場所も校名も不変だ。だから各式典で、例えば十西の時には齋藤光司議員が涙を流して校歌を斉唱したり、金中の時に小野正伸議員が最初から最後まで泣いていたのを見て感情移入してしまうが、けれど“想い”は卒業生や支えた地域の方々がはるかに大きく、重い。

 年が明ければ残り4校の閉校式典が順次行われる。私にできることは、できる限り式典に出席して、“想い”を受け止めること。そして未来につなげていくお手伝いをすることなのだ、と思っている。

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