ぼっち席

 ネットのYahoo!ニュースで<「もう一人でも怖くない」大学公認“ぼっち席”学食に広がる>というタイトルをみつけた。“ぼっち”というのは“ひとりぼっち”という意味で、学食でひとりで食事をする学生が「周りを気にして負担を感じる」ことがないよう、テーブルの上に仕切りを設ける大学が増えているんだそうだ。

 私が大学生だったのは今から20数年前だが、学食はたいてい同じクラスや、同じゼミの人たちと行っていた。昼食の前後に授業があったし、それ以外の時間にフラッと行っても必ず一人、二人知り合いがいて自然と一緒の席でドリンクを飲みながらベラベラと世間話をしていたものだ。周りを見渡してもひとりで過ごしている学生はいなかったと記憶している。まあ、ひとりで食べるのがイヤな人は学食に行かなかっただろうが・・・

 しかしながら、よ~く思い返すと、4年生になって就職活動に明け暮れていた時期は友人たちもそれぞれの予定で動いていたのでたまにひとりで学食でメシを食っていたし、もっとよ~く思い返すと1~3年生時だってバイトの時間までひとりで雑誌やスポーツ新聞を読んで時間をつぶしていたこともあった。でも周りの目なんか気にならなかったけどなあ。

 だから、こういうニュースをみると「時代は変わったなあ」と思うし、また「そこまで配慮しなくてもいいんじゃね?」とも思ってしまう。社会に出たらもっと孤独感や疎外感に苛まれる場面が出てくる。今からその周りの目というものに慣れておく必要もあると思うけどな。う~ん、でもその前に「友人をつくれない」というところが問題なのかな。考えれば考えるほど難しい、何ともいえないですね(汗)

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