青少年問題協議会

 昨日は条里南庁舎で行われた「横手市青少年問題協議会」に出席した。前回開催は昨年5月で、その時は那須塩原に政務調査に行っていたので不調法してしまっていた。

 最初に横手署が「少年非行等の概要について」説明。25年にくらべて、26年は不良行為(深夜はいかい、喫煙など)が半分近くに減っている。そして非行行為は25年6人いた高校生が26年はゼロ。これは全県的な傾向だそうだ。要因はわからないが、外に出るよりも家にこもってSNSをやっている率が高まってきているのでは、と思う。

 そして、そのSNSにも関連する情報端末の利用の実態について、教育委員会教育指導課から報告。小学4年~中学3年で情報端末所持率は80%を超えており、トラブル発生率は10%に満たないものの、フィルタリング機能利用率は50%を割っており、早い時期からの適切な指導が大事である。そして、「使わせない」指導よりも、「適切に、有益に使わせる」指導をいかにしていくかという流れになっているとの事。

 最後に伊藤教育長が「学校にあがってきてからではなく、幼保から取り組んでいかなければならない。来年度は教育委員会に子育て支援課の職員が一部入って、一体教育の可能性を探っていく」旨の話をされた。便利なツールが増えたことに比例して、青少年問題はますます潜在・複雑化していく。そんな現実を改めて知った協議会だった。

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