にかほ市で全若研修会

 日本海側、山形県境に位置するにかほ市は横手と同じく10年前に合併してできた自治体である。仁賀保町、象潟町、金浦町。仁賀保はTDK発祥の地&銘酒「飛良泉」の酒蔵があり、象潟は蚶満寺などの観光スポットが多く、金浦は南極探検家の白瀬矗の故郷として知られている。

 昨日、今日とそのにかほ市を会場に全若東北ブロックの臨時総会と研修会を開催した。研修会その①はANA総研の地域活性化サポーターである高橋俊光氏を講師に迎え「自分達のまちの魅力を知る」と題した講演。


 関西や九州勤務の経験からみた秋田県のイメージ、知名度の分析や博報堂の調査からわかった秋田県の位置づけを披露され、「発信しよう」、「自信を持とう」と説かれた。

 そして、観光も人で成り立つ産業であり、21世紀最大の成長産業としたうえで、ライバル(の自治体)に勝つには①気づき②選択と集中③情報発信(共有・共感)④継続(新しい情報を更新)⑤覚悟、そして行動あるのみ!と締められた。

 ちょこっと議場を見学

 研修会その②は「超神ネイガー 秋田から世界に発信」ということでネイガーの生みの親である海老名保氏から多岐にわたるお話を拝聴。キーワードのみ以下に記します。

 循環、インサイドボックス思考、ブームの後どうしていくか?、ライブ感、きっかけをつくり現実をみせる、イノベーション、暮らしの中にある存在、高みを目指すのではなく行きわたらせる、準備・・・

 二日目の今日は道の駅象潟「ねむの丘」で研修会③。隣に建設中のにかほ市観光拠点センターについて現場見学を含めて勉強。


 昨年、国交省から「重点道の駅」35ヶ所のひとつに選ばれ(←単独ではなく由利本荘とにかほの6駅合同)その条件としてセンターを建設している。庄内と秋田の情報拠点としての機能を持たせ、合わせて「ねむの丘」の機能強化も狙っている。

 今回は主に観光分野を中心とした研修会だった。充実した内容で参加した会員は大満足だったのではないか。段取りをしてくれた地元の佐々木雄太議員に感謝!である。

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