卒業式

 3月は卒業シーズン。今日は平成高校の卒業式に出席した。

 前任期で総務文教常任委員会に所属していた2年間は雄物川高校からご案内をいただき、出席していたが、実は私たち市議会議員が高校の卒業式のご案内をいただくことはめったにない。しかし、今年は平成高校が全議員に案内状を出してくれた。ありがたいことです。

 久々に卒業式で「蛍の光」を聴いた。シンプルでとてもいい卒業式だった。108名それぞれの人生、たくましく歩んで行ってほしい。

 さて、今月号の「月刊ガバナンス」の巻頭インタビューは福島大学教授の今井照氏だが、とてもいい事をいっているので紹介しておこうと思う。

●人口減少によって自治体が消滅することはあり得ない。100人だろうが1000人だろうが1万人だろうが役所は存在価値がある。要はそこで暮らしている住民の今日明日の生活を維持するのが自治体の役割で、人口が減ろうが増えようが、そのミッションは変わらない。

●職員数が50人、100人規模の福島の町村役場では、ワンフロアで窓口に立つと全ての職員が見える。そして住民が訪れると、担当課ではない職員が対応したりする。その人が他の関係する窓口に話をつけてサービスをする。まさに「総合窓口」を実現している。これこそが役場の原点ではないか。

 さらに今井氏は別のコラムで、先日講演に来ていただいた金井利之氏の言葉を紹介している。
●権力を行使する人たちの過ちは、たとえ百にひとつ、千にひとつであっても、取り返しのつかない結果を招く可能性があるから、常に最悪の事態を想定して態勢を整えておく必要がある。

 重みのある言葉だ。

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