地元志向

5月に入ったというのに、肌寒い日が続いている。大体GWに突入すると半袖でもいいような日が多いここ数年だったが、異常気象ですなあ。私の部屋はいまストーブつけてますm(._.)m

さて、今朝の全国紙には今春の入試で東大、東工大、一橋大、早大、慶大の5つの大学の合格者の大半が首都圏の高校出身者だった…という記事が載っていた。サンプルは5大学だが、この結果をみるに首都圏にある大学はほとんどこんな傾向だというのが分かる。

実は先日の大学訪問では日体大と中大の職員の方が同じようなことを言っていた。そして、それが地方の自治体と積極的に協定を結ぶ背景のひとつであるとも。

これは首都圏に限らず、仙台の大学にもいえて、例えば東北学院大の硬式野球部やラグビー部のメンバーをみてみると、私の在学時は宮城県内:県外の割合が50:50だったのが今は70:30くらいになっている。

地元志向。これは悪いことではない。地方自治体にとっては、地元に残ってくれる可能性がある若者が多くなったということだし歓迎すべきことではある。が、しかし、本当は一度地元を出てみたい、いろんな世界を見てみたいという若者が致し方ない理由でそれを諦めてしまうという傾向が強まった結果だとしたら残念な気持ちにもなる。

私もそうだったが、一回は出たいんですよ、親から離れてみたいんですよ、若い頃は。そして、遠く離れてやっぱり横手っていいな、帰ろうかなって思うんです、絶対。その時に戻ってこれる条件が揃っている横手市になっているか、それが地元に残っている私たちがやるべき責務だと思っている。

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