昨日は産業建設と総務文教の合同協議会が行われた。協議事項は2つ。
まず、「すいか抽出液に関する特許取得の報告について」。これは以前から秋田大学と共同で研究が進められてきたもの。間引きスイカに含まれる成分が高血圧予防に役立つことがわかり、それを使った予防食品や薬剤の製造方法を発明したという特許を取得した。まあ、企業を巻き込んだ商品開発はこれかららしい。
次は「横手市共通商品券の創設支援及び報奨金等の商品券支給について」。これは長い協議時間となった。横手商工会議所とよこて市商工会が発行する共通商品券の事業支援と、この商品券を市事業である「幸せ連鎖ブーケトス事業」と「三世代同居・近居促進住まい支援事業」に活用したいという説明があった。
各委員からは大まかに
●プレミアム感がなく、販売場所も限定される中で市民にどんなメリットがあるのか
●負担金や換金手数料など加盟店にも負担が生じるしくみになっているが、それで加盟登録してくれるところがあるのか
●共通商品券は市でやらなくとも、自前でできる事業なのでは。だらだらと市が予算を出していくのは疑問
●市の2事業を円滑に活用するための共通商品券発行なのでは?と勘ぐってしまう
といった質問や意見が相次いだ。
この事業は6月定例会の補正予算案の中で産業建設分科会で審査される。共通商品券の発行自体は市内の経済活性化には必要な事業だし、主にそのような視点
で議論すべきものだと思う。しかし、それをつかう市民の立場も少し考慮した運用を検討してほしい。そして、やはりいつまでも市が予算面からも関わるには好ましくない。自前でできるようになるための効果的な支援が求められる。
合同協議会の後は産業建設単独の協議会も行った。内容はまだ明らかにできないので…この辺で…