自分のことを棚に上げてあえて書かせていだたく。昨日で会派代表・一般質問の日程が終わった。端的に言えば徒労感だけ残った。実りのある議論だったかと問われれば、「そうです」とは正直答えられない。
高橋市長はどこかの国の首相と同じく饒舌である。しかし、ではどんな方向に行こうとしているのか?どんな覚悟を持っているのか?いつ判断するのか?というのが全くみえてこない。軸がないように思えるのである。
いや、迷っているなら、悩んでいるなら率直にそう言えばいい。一つひとつのの課題に真摯に向き合っている過程においてはそういう時期は必ずあるし、首長ならなおさらだろう。
それを私たちはあげつらうことはないし、あげつらった議員がいたら「だったらお前、市長やってみろよ!」ぐらいの気持ちで反論すればいい。けれど、それに気づかれまいとするから必然的にボキャブラリーばかりが多くなってしまっているのではないかと思う。そして、それは会派代表・一般質問を議論ではない、ただの世間話に終わらせてしまっている原因にもなっている。
そして、年上の議員に対して大変恐縮だが、質問する側でその世間話をあえて促すような質問をしている方々も中にはいた。結果的にお互いの感想を言い合って終わり。これは当局の皆さんは楽だろう。議場ではなく、どこかの縁側にお茶と羊羹があるシチュエーションがピッタリくる。
と、また自分にプレッシャーをかけてしまった。次回の定例会で私が「世間話」をしたら、どうか大いに笑ってほしい、「お前もやってるじゃないか」と。そうされないように、がんばります。
P.S.「よこてfan通信」Vol.5は素晴らしい出来でした。熟読しました。ああいうフリぺ的な媒体を熟読するなんて普段はないことです。いい仕事をしていると思います。