真摯に農と向きあって

 写真は7月の議会報告会・意見交換会の際のワンショットです。勇さんと隣席でした。

 この頃からもう、痛みを我慢していたのかな・・・

 今日は勇さんの葬儀に参列してきた。勇さんと私は当選同期であるが、旧十文字町議を長く務めていたから、キャリアとしては上のまた上の人であった。常に地域農業の現状や将来に危機感を抱き、ぶれることなく、その課題と向き合ってきた。

 忘れられない場面が二つある。ひとつは前任期での一般質問の時。TPPに関しての当時の五十嵐市長の姿勢に対して、「市長、言葉だけではダメなんですよ、行動なんですよ」と訴えた場面。迫力のある一言だった。

 もうひとつは昨年だったか、今年に入ってからだったか・・・産業建設常任委員会での議論の際に互いに“農業の危機”は共有しながらも、齋藤光司議員と考え方の違いが明らかになった場面があった。勇さんは会が閉じてからも議論しようと光司さんのもとに歩み寄って話をされていた。もちろん、光司さんもそれに応えていた。農業に賭ける勇さんの想いが伝わってきた。

 9月定例会も一般質問に登壇された。入院の前日まで決算分科会で質問を続けていた。あっという間のお別れだった。無念だったろう。今はゆっくりとおやすみください。

 勇さん、今日の空は、涙雨です。

 

 

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