予習

 定例会の最終日に、昨日書いてなかった出来事がもう一つありました。

 それは、一般会計予算特別委員会(予算委)での某議員の発言についての取り消しです。その議題は、陳情採択を受けて国に提出する意見書案と、議会監査報告を受けての決議案を確認するために開催された議会運営委員会で出されました。意見書案と決議案を上程する本会議の直前のタイミングです。

 発言取り消しについては、議題にのせるように求めたと思われる委員の「議会の場にふさわしくない」の意見にうなずける部分もありましたので、致し方ないと思います。他の委員も同様でした。問題はその取り消しをどこでやるか?でした。予算委はもう採決も終わり、閉じています。その時点で残された場は本会議しかありませんでした。

 結論としては、もう一度予算委を開いて取り消しするということで決まりましたが、初めてのケースだったので、それがベストなのかどうかは全委員が正直、?という気持ちだったと思います。

 その後、今朝にかけていろんな方々とやり取りしましたが、主に2点の指摘をいただきました。
①予算委はあくまで予算関係の審議を付託されている組織なので、本元である本会議の場で取り消ししても構わなかったのではないか。
②本会議で補正予算を採決する前に取り消しするのが本筋だったのではないか。

 考えてみると、その通りだと思います。私は議会運営委員です。議会運営上の様々なことを想定して予習をしておかなければならないと改めて感じた出来事でした。

 

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