閉会

 6月定例会が昨日、閉会しました。いやはや、ドッと疲れの出た一日でした。あまり細かく書くと複雑なものがますます複雑になるので、起きたことをザクッと書いてみます。

 まず、結果から。今年度一般会計補正予算案が厚生分科会での「否決すべきもの」との結果を受けて議員提出の修正案を採決し、賛成多数(賛成12:反対11 私は賛成)で可決。修正箇所を除く予算案は賛成多数(賛成22:反対1 私は賛成)で可決。その他の当局提案の議案と請願、陳情は全員賛成で可決・採択。そして最後に、「市の適正な事務執行を求める決議(案)」を全員賛成で決議して閉会。

 とまあ、こんな結果になったのですが、そこに至る、特に最後の決議までの道のりはいろんなドタバタがありました。この決議は3月定例会での監査請求に対する報告を受けてのものだったのですが、19日(月)の会派代表者会議では、その取り扱いについて何も決まりませんでした。きちんと本会議の場で監査報告を受けることが市民に対する責任だという私の考えは前回のブログで書いたとおりです。

 そして、一昨日になって翌日の最終日の午前9時半から議会運営委員会が開催されることになりました。議題は「議事日程の追加について」。どんな動きがあったのかわかりませんが、監査報告を本会議で行う方向性になりました。ひとまず、議会としての面目を保った形になりました。

 しかし、それがゴールではありません。その報告を受けて、私たちはどうするのか?私としては全員協議会を開いて、今度は当局の担当からヒアリングをしたいという想いがありました。そして、結果としてはそれが実現し、全員賛成での決議にたどり着きました。

 厳しい言葉を並べました(拡大してください)。
 「市長は組織の最高責任者としての責任の所在を明らかにし・・・」高橋市長はこの一文を深くかみしめてほしいと思います。

 けれども、先に書いた通りスンナリいったわけではなかったようです。監査報告に対する議会の考えがはっきりいうと二つに分かれてしまい、水面下で攻防がありました。私と同じ考えの議員の中でキーマンとなった方々の尽力で何とか形になったと思います。本当に良かったと思います。

 一方で、市民の皆さんにお詫びしなければならないことがあります。昨日の議事進行、いまだかつてない不手際の連続でした。醜態を晒してしまったこと、議会の一員として申し訳なく思います。

 そして、議会全体が「緩んでいる」と感じた定例会でした。何度注意しても改まらない本会議での発言、無断欠席と思われる状況を許す空気感、「屈辱を受けた」との理由でのサボタージュ・・・およそ一般社会では通用しない、横手市議会という空間での出来事です。そして、私もその一員です。私の力がなくて、まだ未熟で改善できません。本当に情けないです。悔しいです。

 今任期の定例会は9月を残すのみとなりました。今回の反省に立って、議会・事務局が同じ方向性を共有しながらがんばっていきたいと思います。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。