誰のための横手市議会か

 徐々に夏らしくなってきた。今日の横手市は真夏日予想である(^^;)

 早いもので、6月定例会は明日が最終日。昨日は議会運営委員会に出席した。常任委員会・分科会の結果を踏まえた最終日の採決方法、そして友好都市交流の議員派遣について協議。私は2年連続6回目の厚木市へ。同じく常連の遠藤忠裕議員が団長。

 「その他」案件で、議会改革推進会議が議会基本条例検証報告で提言された2つの事項について各会派の考えを踏まえて議論。会派代表質問は時間内であれば同一会派の議員も関連質問ができること。そして、議長は特定の委員会に所属しないことの方向性が決まった。会派代表質問は9月定例会に向けて詳細を詰めていくことになる。

 昨日は議運の後に会派代表者会議が開催された。新風の会からは高橋聖悟議員が出席。案件は3月定例会で議決された監査請求に対する監査委員からの報告について。報告は14日(水)にあり、それを受けて15日(木)に急遽、全員協議会が開かれてその取扱いをめぐって議論したのだが、なにぶん珍しいことなので、議会事務局で全国の事例を調べて対応することとなった。その調査を受けての会派代表者会議だったと思う。

 私は議運の前にサイボウズの議運フォルダにあった会派代表者会議の資料を見ていたのだが、その中身と後で送られてきた資料は全く同じものだった。協議した概要も載っていない。その事と、出席した議員の話を総合して解釈すれば会派代表者会議では「何も決まらなかった」ということである。何のために集まったの?

 この件に関する私の立場はシンプルだ。3月定例会の本会議で決まった監査請求の報告を明日の本会議で受ける。密室で終わらない、開かれた議会として当然の事だ。それが市民の皆さんに対する私たち議会の責務であると思っている。私と同じ考えの議員は相当数いるが、逆の考えの議員もこれまた相当数いるようで、だから何も決まらなかったみたいだが、そうであるからこそ、明日は本会議の前に全員協議会を開いて報告に対する取り扱いを協議すべきである。

 誰のために横手市議会は存在するのか?どちらを向いて私たちは仕事をしているのか?明日、横手市議会の“今”が明らかになるだろう。

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