久しぶりのブログ更新となった。
週末は友好都市である茨城県那珂市、神奈川県厚木市を訪問した。厚木市は毎年恒例の訪問だが、那珂市は議員団としては初の公式訪問。
初日は那珂市。茨城の県庁所在地・水戸市に隣接する街なのだが、東日本大震災では住宅の倒壊や、液状化現象もおこったという。市内の至るところに屋根にブルーシートをかけ、瓦の修復を待つ住宅を見かけた。あの大震災の被害は関東にも及んでいるとは報道等で知っていたが、改めて天災の恐ろしさを痛感した。
2日目は厚木市。毎年8月の第1土曜日に「鮎まつり」が開催される。私は昨年に引き続いての訪問だが、今回はまつりの開会式・オープニングパレードに参加した。メイン会場では「東日本大震災復興支援ライブ」も。たくさんの人々が東北の復興を願い、活動している事に感謝である。ライブの一番手は渡辺ヒロコという仙台市出身のアーティストだったが、被災地に、そして天国に届けとばかりの伸びやかな歌声にグッときた。
最終日は厚木市内を視察。朝5時半起きで朝市へ。その後、ホテルを出てJAあつぎが運営するファーマーズマーケット「夢未市」→「ぼうさいの丘公園」という昨年と同じ行程。夢未市には横手のコーナーが設けられていた。横手やきそば、いぶりがっこ、りんごジュースが人気で特にりんごジュースはリピートが多いという。
「ぼうさいの丘公園」には備蓄倉庫があるのだが、東日本大震災では横手を通して、この倉庫から釜石、大船渡、登米、そして那珂に支援物資を届けたという。友好都市の連携がここで活きた。
厚木市と那珂市。これからも友好を深め、連携して様々な課題解決や発展に取り組んでいきたいものだ。