定例会開会&野田新首相

 一昨日、9月定例会が開会した。昨日は22年度決算の特別委員会だった。活発な議論が交わされたのだが、主に雇用、農林、総務費関係の事業についての質疑が多かった。

 私は「横手市元気回復プラン事業」について質問した。これは、市職員から地域活性化に結びつく事業の提案を募集して、可能性のあるものについて、研究調査していこうというもの。5件について現在、実施中との事だった。こういった職員提案を推進していくことは市役所内の活気を促進させるといった側面も持つので、「どんどん、やってくれ」という意図で質問したのだが、言葉足らずというか、質問力がまだまだだったというか、あまり伝わらなかったかもしれない。反省・・・

 夜の先輩議員との会合。決算審議というのは「きちんと事業が遂行されたのか?成果はあがったのか?」というチェックもさることながら、「今、どうなっているのか?」、そして「来年度はどうするのか?」という視点も重要であることを再認識した。決算審議は来週、各分科会でも審議されるので、そのような視点をもって臨みたいと思っている。

 さて、国政では野田佳彦氏が民主党代表選を勝ち抜き、内閣総理大臣に指名された。「顔は自民党だが民主党です」、「このルックスなので支持率は上がらないと思います・・・」、「重厚な内閣といわれていますが、私は体重で貢献しています」などなどシャレのきいた語録で知られるが、私は昔から民主党若手有望格の中では地味ながらも安定感はピカイチだと思っていた。

 代表選では、「怨念を超えた政治」、民主党の現状を「雪の坂道を雪だるまを押していく状況」に例え「全員で押していかなければ落ちてしまう」と党内融和を訴えた。野党と協力して震災復興等の諸課題に取り組んでいくために、まずは与党内がまとまらることが必要不可欠。その決意が党の役員人事に現れたと思う。

 民主党にとってのラストチャンス。これでまたメディアにあおられて「親小沢」とか「脱小沢」という不毛な論争を繰り広げるのであれば、もう民主党は政権を降りて、自民党にもう一度やってもらっても構わない。党員であり、ひとりの地方議員として私はそう思っている。

 野田さん、期待しています!

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