東京かまくら会

 昨日は東京・アルカディア市ヶ谷で行われた「東京かまくら会」に出席した。首都圏在住の旧横手市出身者でつくられている、いわゆる“ふるさと会”である。

 一般の参加者は約100名ほど。総会の後、横手市環境保全審議会の会長をされている佐川君子さんが「私説・横手の歴史」と題して講演を行った。出羽の国の由来から、国指定史跡となった大鳥井山遺跡、そして小野寺氏の時代、横手城代・戸村氏の時代にまつわる様々なエピソード、そして本多上野野介正純について等、1300年にわたる横手の歴史をわかりやすく解説して頂いた。

 その後は懇親会。同じテーブルに東京須賀川会の方もいらっしゃって、東日本大震災の話を聞いた。いつぞやのブログで私は「福島は浜通りの惨状ばかりとりあげられているが、実は中通りもかなりひどい」と書いた記憶がある。郡山市に隣接している須賀川市も市役所が機能しなくなるほどの被害を受けたようだ。

 福島県についての風評被害は本当にひどい。農産物についてももちろん、「福島県人」というだけで施設への入館を拒否されたり、転校してきた子どもがいじめに遭ったり・・・。残念なことだが、全国でそのような動きが続くのならば、せめて我々、同じ東北人が福島県を応援し続けるしかない。がんばろう!福島!

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