終日の会議で思ったこと

 長いブログになりそうです。

 広聴分科会の行政視察。一昨日の早朝発ち、昨日の夜更けに帰横しました。

 東海地方は意外に寒かったです。取り急ぎ率直な感想を言うと、特に可児市議会の取り組みが凄すぎて言葉になりません。感嘆するしかありません。たくさんの事を学んできました。頭の中を整理しながら後日、シリーズでご報告したいと思います。

 今日は終日、本庁舎で会議でした。私なりに感じたことを書きます。

 まずは議会改革推進会議。冒頭、私から広聴分科会の、奥山豊和議員から広報分科会の視察報告をそれぞれ簡単に行いました。広報広聴機能の充実の根幹は議会改革です。その意味で情報は共有しなければいけません。報告を受けて播磨博一委員長から「議会改革は議員の意識改革」との発言がありました。本当にその通りです。

 その後、今日の協議事項である「議員特別研修費の運用」、「一般会計予算審議のあり方」等について意見を出し合いました。結構、激論になりました。今、自民党の若手が中心になってつくられた「2020年以降の経済財政構想小委員会」、いわゆる小泉小委員会にまつわる本を読んでいます。考え方に相違があっても、議論することによって何かを導き出す。それが大切なんだと思います。ですから、激論大歓迎です。

 午後1時半、議員懇談会及び全員協議会。議員懇談会は非公開なので内容には触れませんが丁寧に進めてもらいたいと思います。全員協議会の案件は3つでした。隣に座っていた普段は辛口の佐藤誠洋議員が「横手市総合雪対策基本計画(第2期)」についての建設課長の説明をほめていました。「産業建設の協議会で議会側から指摘したことが採り入れられている」・・・これが議会と当局の建設的な関係のモデルです。

 「譲渡する温泉施設の修繕費用について」。豊和くんと商工労働課のやり取りを聞いていましたが、横手にも2度ほど講演にいらっしゃった金井利之氏の

 権力を行使する人たちの過ちは例え100に1つ、1000に1つであっても取り返しのつかない結果を招く可能性があるから、常に最悪の事態を想定して態勢を整えていく必要がある

 という言葉を思い出しました。市の重要課題である「公共温泉」について、このような視点が欠落していることは残念なことです。そして、責任の全てを現場の課長や係長に押しつけているような気がするのは私だけでしょうか。

 懇談会・全協の後は特別研修報告会。4名(組)が報告しました。特別研修制度を有意義なものにするための方策として報告会の中身を充実させなければなりません。報告に対して活発な質問や意見が出ることが活性化につながります。そんなことで、私は意図的に手を挙げさせていただきました。何かを感じた議員がいるとしたら幸いです。そして、この場は議員のプレゼン能力向上にもなります。今日は加藤勝義議員と寿松木孝議員の報告が秀逸でした。

 最後に急遽、明日行われることになった「市民と議会の懇談会」について出席予定議員&広聴分科会委員で打ち合わせ。かねてより志向していた議会報告会とは違った形での市民の皆さんとの意見交換会の第1弾です。今回は「子育て支援」をテーマにそれに関わる方々との懇談となります。段取りや進め方についていろんな意見が飛び交いましたが「まず、やってみる」です!

P.S.行政視察出発の朝、地元紙一面をみてビックリ。小野立・能代市議が4月の能代市長選に挑戦する意思を固めました。立ちゃんは私と行き会うたびに能代市政の問題点を厳しく指摘していましたので「きたか」との思いましたが、まあビックリです。がんばれ、立ちゃん!勇気ある決断に心から敬意を表します。

 

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