みえてきた論点

 横手市政の目下の重要課題のひとつに位置付けられる来年度予定の組織機構再編。一昨日の行政課題説明会では論点整理を行った議会からの質問書に対しての回答という意味あいで、再び当局から案が提示されました。

 ここではっきりと論点が浮かび上がってきました。それは「地域局のあり方」です。再提示された案は「地域局」を「地域課」とし、横手地域局を除く管理職体制は現行の局長(次長級)1名、課長2名から課長(級)2名にするというものでした。「極端に変わることはない」という説明でしたが、市民からみれば明らかに縮小です。

 これに対して、議会からは私を含めて数人が手を挙げ、疑問を投げかけました。異論噴出です。地域局に関しては議員各々が意見を持っているのですが、「住民に一番身近なところ」という認識でほぼ一致しています。そこの部分がどうにも当局の考えと乖離しています。

 一昨日の質疑を受けて12月定例会にどのような案を上程してくるかはわかりませんが、いずれにしろ、共有できた論点を中心に議会はこの課題に向き合っていくことになります。そういった意味でも今回、議員間討議で論点整理を行ったことは意義があることと思います。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。