そろそろ、空から白いものが降ってくる季節になろうとしています。NHK「ニュースこまち」で天気予報を担当している気象予報士の村木祐輔キャスターは早ければ今週末のタイヤ交換を勧めていたので、いよいよといったところですかね。
雪といえばウインタースポーツ。ウインタースポーツといえばスキー。市民にとって子どもの頃からスキーは身近なものですが、小学校等のスキー授業で利用されていた横手スキー場を今年度で廃止することを当局が決めたようです。先日の地元紙でも記事が載っていました。
もともと横手スキー場は財産経営推進計画(FM計画)で平成33年度に廃止する方針を立てていましたが、昨夏の大雨で斜面が崩落し、現在は営業を休止しています。二次災害の恐れや、今後の調査や復旧工事に多額の時間と費用を要するという理由で廃止を前倒しするということでした。
新聞記事になる前からこの“噂”は広まっていて、私も「清新」配付で地域で廻っていると懸念の声をよく聞きますし、先週まで開催していた議会報告会・意見交換会でも横手地域を中心に「残してくれ」という意見が根強いです。
当局としては、体協等で構成している横手市スポーツ推進審議会でも「やむを得ない」という結論が出たという事実も踏まえて判断したとのことですが、もう少しきちんと市民の声を聴く必要があるのではないか?そして、スキー授業の中心となる天下森スキー場の受け入れ環境は万全なのか?一部を活用する方法をもっと模索できないか?等々、まだまだ議論する余地はあると思います。
どうやら、12月定例会に廃止を盛り込んだ条例改正案が上程されるようです。組織機構再編案と併せて、悩ましい師走となりそうです。ま、いつも悩んでますが・・・