閉会しました

 12月定例会のことを書く前に、まずは一昨日の増田まんが美術館内覧会の感想を。

 来場者を楽しませる仕掛けが思った以上にあって、いい形でリニューアルされるんだなと思いました。あとはそれをどう運営に活かしていくことができるか。行くたびごとに「!」がある。そんな施設になってほしいです。元号が変わる5月1日オープン予定ですが、まずはこれまで携わってこられた関係者の方々のご労苦に敬意を表します。横手の通年観光の目玉となるよう、期待します。

 さて、12月定例会は昨日が最終日でした。横手公園スキー場の廃止案を反対多数(賛成5:反対19)で否決し、その他の当局提出の議案は全員賛成で可決しました。横手公園スキー場廃止案に対する議会の受け止めは、市民の皆さんに対しての情報開示や説明・意見交換の不足。これに尽きます。何が何でも反対ということではありません。丁寧なプロセスを踏んでいただきたいと思います。

 夜の懇談会。齋藤議長が挨拶の中で、いつになく当局に対して厳しい言葉を並べられました。要約すると「なぜ、いつも同じことを繰り返すのか。どこを向いて仕事をしているのか」ということです。議長の立場で一年間、やってきた中での率直な想いなのでしょう。重く受け止めてほしいと思います。

 そういえば、教育委員会から「エアコン臨時交付金の対応」という文書が届きました。結論からいうと、交付金を活用しても、設置にかかる市の持ち出しが9億円、維持費が年間1億円が必要なので交付金申請は行わないということでした。

 お金がかかるからガマンしてね!と子どもたちに言えるのなら、その何倍もの費用を必要とするハコモノ建設をしたがっている大人たちにも言えますよね?たとえ、交付金があろうがなかろうが、子どもたちの良好な教育環境のためにお金を使うべきではないかというのが私の意見です。

 さて、大変残念ながら議会内に政治倫理審査会が設置されました。平成25年の政治倫理条例施行から初の出来事です。対象者は一般質問で不規則発言をした山形健二議員。条例に抵触する恐れがあるということでの審査です。この件が勃発してから私も幾度となく本人と話をしましたが、猛省しながら、処分を素直に受け入れ、今後の活動の糧にしてほしいと思います。そして、私たちも「人の振り見て我が振り直せ」です。

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