イチロー

彼の存在を知ったのは大学4年の桜が咲く頃。札幌出身の同級生、I君が「オリックスに鈴木一朗っちゅう、すごいのがいるべや」と話してくれたのが最初でした。

その翌年、彼は登録名を「イチロー」に変更。前人未到のシーズン200安打を達成して大ブレイクしました。I君の人を見る目は確かだったということです。

被災地・神戸を勇気づける活躍を続けた彼はその後、海を渡り、メジャーリーグでも数々の記録を塗り替えました。まさに“野球の申し子”だったと思います。

日米通算4367安打を積み重ねた日本が誇る稀代のスーパースターは昨夜、東京ドームで万雷の拍手を浴びながら、28年の現役生活にピリオドを打ちました。

一度、ライトの守備につかせた後に交代を告げ、選手やスタッフがベンチで迎えたマリナーズの演出は、彼をリスペクトしていることの証拠です。優しく声をかけられ、堪えきれずに涙をこぼした菊池雄星の姿に私も泣いてしまいました。

イチロー、45歳。平成を駆け抜けた同世代の輝く星に・・・ありがとう!

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