わかっちゃいたけど・・・

地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」について、防衛省が昨日、候補地の秋田県と山口県に「配備に適している」との調査結果を伝える方針を固めました。ま、行政が予算を使って調査をする段階で想定の範囲内でしたが・・・

専守防衛という日本の戦略上、ミサイル防衛は必要だと私は思っています。しかしながら、候補地である陸上自衛隊新屋演習場は住宅地に近いなどの不安が払拭されておらず、充分な安全対策を示し、地元がそれに理解しない限り配備は慎重であるべきだとも思います。別に“秋田県だから”ではありません。

岩屋毅防衛相も繰り返し「地元の理解が前提」と言っていますが、ではその「地元の理解」とは何か?住民の代表である佐竹敬久知事や穂積志・秋田市長、そして県議会と秋田市議会の判断が重要となります。

特に県議会と秋田市議会。配備反対の請願や陳情に対して継続審査や不採択の意思表示をしてきましたが、その理由の多くは「調査結果を待ちたい」ということだったと思います。調査結果が出ました。選挙も済みました。これから、どんな判断を議会は下すのか?私も議会人のひとりとして注目していきます。

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