横手市を会場に「第41回全国伝統的建造物群保存地区協議会・研修会」が始まっています。3日間の日程で全国から約290名の参加者があるとのこと。初日の今日、私は秋田ふるさと村での開会式と事例発表、記念講演に行きました。
開会式でその詳細を知りましたが、超党派の国会議員でつくる「伝建にぎわい推進議員連盟」というのがあるんですね。伝建関係の自治体にとって心強い存在です。予算の獲得や法律の改正等、あらゆる方面から力を貸していただきたいと思います。
事例発表は丹波篠山市。これは初めて知りましたが、市内に2つの重伝建地区がある自治体です。マニアにとっては“聖地”ともいうべき街でしょう。篠山地区、福住地区それぞれの代表者の発表でしたが、地区内に続々と店舗ができていることや、修復や後継者問題・・・と効果や課題といったものはやっぱり共通していますね。
記念講演の講師は長年、増田のまちなみ形成に尽力されている工学院大学の後藤治理事長でした。修復工事による歴史的建造物の活用の観点から「地域を元気にする“職人力”」を提唱されました。
秋田ふるさと村、平日にも関わらずお土産コーナーは賑わっていました。参加者の皆さん、存分に横手を体感して下さい!