総務文教常任委員会協議会

 議会は閉会中だが、昨日は総務文教常任委員会の協議会が行われた。テーマは2つ。横手明峰中の工事進捗状況視察と、「空き家対策条例」について。

 まず、明峰中の工事現場視察。東日本大震災や、大雪の影響で進捗の遅れを懸念する声が多い。昨日は内装を中心に説明を受けた。自分の予想よりは仕上がっていたなというのが正直な感想。外壁工事にも取り掛かり始めた。4月の開校に間に合わせるため、約250人の現場スタッフを送り込み、ジェットヒーターで暖めるなどして懸命の工事をしている。現場の方々の努力はすごいものがある。

 私は7年間、住宅メーカーで働いていた。その感覚からいうと、恐らく余程の事が起こらない限り、何とか間に合うのではないかと思う。が、急ぐあまり、事故だけはおこらないように気をつけて頂きたいと思う。吹き抜けや採光を大きくとっており、また、秋田杉もふんだんに使っている。明るく、暖かみのある校舎になりそうである。

 横手庁舎に戻り、「空き家対策」について意見交換。1月1日の条例施行後、多くの通報が市民より寄せられているとのこと。しかし、中には所有者不明で、しかも倒壊の危険のある空き家も含まれていて、これに関する対応が行政ではまだ定まっていない(公平性の問題で)。佐藤議長が「行政だけで解決できないのであれば、消防団や民生委員、町内会の協力も得てやっていくしかないだろう」と意見を述べていたが、その通りだと思った。

 私はこの条例の市民への周知について質問。「空き家条例」ができた事は知っているが、その中身までは詳しく知らない方々が大半。それによって市民と行政の間で何らかのトラブルが生じないか心配の面がある。そこで、地域コミュニティの核である町内会の会長さんに行政から説明する機会を設けて、そこから市民の方々に落とし込んでいただく手法もありではないかと話した。総務企画部長、非常に前向きに受け止めて頂いた。ありがとうございます。

 行政は何をやるにしても、町内会との連携をもっと綿密にやった方が良い。議員になってからその思いが強くなっている。

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