公的病院の再編・統合

厚生労働省が先日、「診療実績が乏しい」と判断した424の公的病院を公表しました。対象の病院に再編・統合の議論を促し、来年9月まで結論を出すよう求めるようです。県内では横手市の大森病院を含めた5つが対象となりました。

地元紙には大森病院・小野剛院長の「何をもって、診療実績が乏しいというのか。地域の事情を理解しないまま、都市部と同じ物差しで一律に線引きすることに疑問を感じる」という怒りにも似たコメントが掲載されています。おっしゃるとおりです。

頭のいい中央官僚ってのは、本当に机上でしか物事を考えないんだなあと改めて思いました。何のために公的病院はあるのか?厚労省は原点を見つめるべきです。自治体が一番やるべきことは住民の命を守ることであり、医療はその“肝”なんです。

どう再編すりゃいいの?どこと統合しろっていうの?私の頭の中は疑問だらけです。幸い、再編・統合については強制力はないとのこと。じゃ、議論したふりしてほっときましょうよ。横手市民に大森病院は必要なんだから。

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