勉強会で改めて考えた“住民主体”の必要性

第201回通常国会が始まっています。今日は出がけに参議院予算委員会をちょっとだけTVで観てました。昨日の衆議院予算委員会で「幅広く募っているという認識で、募集しているとの認識はなかった」という迷答弁で委員会室を失笑の渦に巻き込んだ安倍首相が蓮舫氏にいろいろと突っ込まれていました。

思わず笑ってしまったのが、「(桜を見る会の)名簿は破棄したというのなら、安倍事務所が招待した後援会員の名簿を調べればどんな方が来たのかわかるのではないか?安倍事務所で調査したら?」という質問に首相が「公職選挙法に関わることなので総務大臣から答えさせます」といった時の高市早苗総務相の「は!?私?(ー_ー)!!」という表情。ものすごいムチャぶりでしたな。気の毒です。

さて、午前は議会報告「清新」配付活動で午後はサンサン横手で行われた「横手市公共施設マネジメント勉強会」に出席しました。市職員を対象にしたものでしたが、市議会議員もOK!ということでしたので・・・公民連携について学ぶ貴重な機会です。

講演は二部構成で講師は特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会の植田和男会長兼理事長と寺沢弘樹業務部長。寺沢氏は流山市の元職員だそうです。

植田氏からは主にサウンディング型市場調査や随意契約保証型提案制度、公民連携地域プラットフォームの必要性を、寺沢氏からは各自治体が取り組んでいる様々な公民連携事例をご紹介いただきました。

地域社会の今後を考えると、公民連携で事業を行っていくことは必要というか、そうせざるを得ない=必然の状況になってくると思います。その際に大事なのは行政と民間(企業等)だけで物事を進めるのではなく、そこに住民も主体的に入っていかなければならないということです。

両氏とも「住民主体」にはあまり言及されなかったのですが、様々な計画を推進するにあたって、住民に財務状況を開示しながら意見を聴く。それがあってこその公民連携なのだと改めて感じました。決まってから住民に説明するという手法はもう時代遅れなんですね。

今日の講演では寺沢氏の「統廃合の前にそれぞれの施設のポテンシャルを発揮していますか?」、「夢をかき集めるのはいいが、そこに市場性と事業採算性が伴わないとダメ」、「公共施設の劣化や破損を修繕できていないのは財政が健全でない証拠」という言葉が印象に残りました。

勉強会を終え会場を出ると、雨が本降り。かまくらが心配です・・・!

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