災害時液化石油ガス供給連携実地訓練

今日は秋田県LPガス協会主催の「令和2年度災害時液化石油ガス供給連携実地訓練」がありました。先日の総務文教常任委員会所管事務調査の際に、危機管理監から参観を呼びかけられていたので行ってきました。会場は県南地区の中核充填所である(株)山二横手充填所と、避難所として想定された西成瀬公民館です。

LPガス中核充填所は国の国土強靭化施策にある「LPガスの特徴を最大限活かしつつ、LPガスの安定供給を図る」という方針に基づいて整備されたもので、県内には中央、県北、県南の3地区に1つずつ置かれています。機能として求められるのは①LPガスを発電燃料とした非常用発電設備がある②衛星電話などの緊急用通信設備がある③配送・点検用のLPガス自動車がある④LPガス自動車用の充填設備がある、の4つです。

今日の実地訓練は「秋田県沖を震源とする震度7の大地震が発生し、横手市よりLPガス供給要請が発せられたが、避難所までの輸送手段がなく、陸上自衛隊車両により搬送を行う事となった」という想定で行われました。

仙台港からやってきたLPガスが充填されます。

被災した各施設にLPガスが供給されていきます。

LPガス車。

西成瀬公民館に運ぶため、自衛隊が出動します。

西成瀬公民館に到着。

無事に発電されました。

秋田県LPガス協会は毎年、3地区(施設)の持ち回りでこうした実地訓練を行っています。3年前も私は参観させていただきましたが、今回は実際に避難所に供給されるというものも加わりましたので、よりリアルな参観をすることができました。様々な形態の災害時訓練、大事です!

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