その昔、「青い稲妻」といえば讀賣ジャイアンツの松本匡史選手でした。
昨夜、サッカーJ3の「青い稲妻」ブラウブリッツ秋田が無敗のまま3年ぶり2回目の優勝と来季のJ2初昇格を決めました。「走るサッカー」が見事に結実した圧倒的な強さでした。おめでとうございます。特筆すべきはリーグ最少の8失点。次に少ないのがFC今治の20失点なのでいかにダントツだったかがわかりますね。当然ですが、J2はレベルが一段上。残り6試合もしっかり戦って来季につなげてほしいです。
さて、今日は中学生議会「Y8サミット創快横手市議会」が行われましたが、その頃私は佐々木喜一議員と秋田市に向かっておりました。秋田県林活議員連盟連絡協議会の定時総会に出席するためです。喜一さんが横手市議会の林活議連会長、そして私が副会長を務めております。
定時総会は粛々と進行し、30分ほどで終了。その後は東北森林管理局の柳田真一郎局長が「森林・林業を巡る情勢と市町村の取り組み」と題して講演されました。
現在の森林・林業・木材産業は人工林が本格的な利用期を迎えたことで、国産材の供給量が着実に増加。それに伴って林業産出額や従事者給与も増加と明るい兆しが見えているそうです。
森林管理に対する要請の高まりとしては、やはり近年頻発している災害が社会経済に大きな影響を及ぼすことから、国土の基盤である森林を保全し、多様で健全なものへ誘導していくことが重要となっていると指摘されました。
森林経営管理制度による森林環境譲与税の各自治体による取り組みとしては「間伐や路網整備」、「森林の集積・集約化」、「人材育成」、「自治体連携」、「木材利用・普及啓発」といった事例が紹介されました。特に強調されたのが「自治体連携」で、物質的な木材利用だけでなく、景観や体験事業を通しての地域間交流がまちづくりの一つの切り口であり、次のステップにつながると林野庁は考えているようです。
毎年、定時総会後の講演会は聴きごたえがあります。林活議連、活発にしなければ。