東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任を表明しました。後任は白紙だそうです。
いかに「余人をもって代え難い」方だったとしても、謝って済む問題ではありませんでした。国会議員時代は文教族として活躍した元首相。その経験と人脈、調整力は別の形で発揮していただければと思います。
森さんが女性蔑視ととられる発言をした直後、会場内からは笑いが起こったそうです。突き詰めればこの方々も同罪です。人間の心に潜む無意識の“差別”。問題の本質はこの部分にあるんだろうと思います。
「人の振り見て見て我が振り直せ」。森さんを批判して終わりではなく、自分自身も気をつけなければ・・・です。