今日は臨時議会が行われた。主な議案は一般会計補正予算案(約4500万円)。その中の1千万円は鶴ヶ池荘の源泉改修経費である。これが今日最大の焦点であった。
地域経済や温泉を楽しみにしている人々のために一刻も早くお湯を出したい。その気持ちは市当局も議会も同じである。しかし、先日のブログでも記したように直近の3月の工事を含めた市の対応は充分であったのかという疑問が残る。
にも関わらず、一昨日の議案説明会で当局側からは「間違っていたとはいえない」とか「一定の効果があった」という発言が飛び出した。このような認識ではとても前には進めない。そんな思いで今日、私は一連のトラブルにおける対応の総括という事で当局を質した。
鈴木副市長から経緯と今後の対応について長々と答弁があったが、その中で「結果的に甘かったと言われればそのとおり」という発言があった。鶴ヶ池荘では今回に限らず、過去何度か源泉トラブルがあり、その都度、当時の現場担当者が「いずれ、また同じ事がおこる」と抜本的な対策を訴えていたそうだが実現に至らず結局、今回のような大問題が起こってしまった。
他先輩議員からは管理体制や指定管理における問題等々、多岐にわたる視点から質問があった。結果、この予算案は出席者全員賛成で可決されたが今回のような問題は他の温泉施設でも発生する恐れがある。その際はぜひ、今回の反省を活かしてスピーディーにかつきちんとした対応するよう望みたい。
さて、一昨日はひとりで遠野市へ視察に行ったのだが、その話はまた明日・・・