公共施設マネジメント勉強会

50歳になりました。馬齢を重ねてしまいました。だからといって何をしようとかは特にないのですが、とりあえず

●「大人の休日俱楽部」に入会する。

●佐藤浩市のような「落ち着きのあるオトナ」を目指す。

●今以上に健康に留意する。

をやってみたいと思います。どんな五十路になるかわかりませんが、これからもがんばります。

今日は本会議(会派代表質問)の後、サンサン横手で行われた「横手市公共施設マネジメント勉強会」に参加しました。

秋田大学教育文化学部地域文化学科の臼井智昭准教授が「これからの公共経営に求められる視点」と題してオンラインで講演されました。

まず、横手市の現状・課題として、経常収支比率が類似自治体と比較して高い比率で固定化されている。2040年には団塊ジュニアが高齢者となり、高齢人口が生産年齢人口を逆転する(←いわゆる2040年問題)。税収減などで行政はこれまで通りのことをやっていくのは難しいと指摘されました。

そして、戦後からバブル期までの「大きな政府」志向から、その後の新しい公共経営(NPM)による「小さな政府」への転換について民間委託、第3セクター、PFI/PPP、指定管理者制度といった各々の手法を振り返りながら、「期待どおりだったのか」という点検を試みるというお話でした。

少子化、さらにはコロナ禍で地域課題は複雑化しています。そうした時代の流れの中で、NPMを採り入れることにはさほど異論はないと思います。ただ、その視点としてコストカット(効率化)だけではなく、真に効果的なのか?住民のためになるのか?を追求していく必要性を改めて感じました。

余談ですが、臼井先生によると最近の学生は「戦後」と言うと「それはいつの戦後ですか?イラク戦争ですか」とか、「JRは昔、国で運営していた」と言うと「先生は冗談が上手い」と返してくるそうです。うーん、ジェネレーションギャップ!歳もとるわけだ(^^;)

 

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