通常国会が一昨日閉幕し、各党が臨戦モードに入りました。岸田政権の今後を占う参院選が来週公示されます。
“政権選択”に直結する衆院選と違い、中間選挙的な意味合いが強い参院選ですが、自公連立与党としては過半数を得て政権基盤を盤石なものにしたいところ。そして、野党はそれを阻止してねじれ現象を狙っていると思います。
この選挙を岸田首相が乗り切れば「黄金の三年間」が待っているといわれています。が、先日のBSフジの報道番組で複数の識者が「再来年秋には自民党総裁選がある。一寸先は闇。何が起こるかわからないのが政界」という意見で一致していました。そして、選挙も何が起こるかわかりません。たしかに野党はバラバラですが、自公の協力体制も不安を抱えたまま戦いに突入する選挙区もあるようです。
激戦必至の夏の陣。結果いかんで憲法改正をめぐる「激動の三年間」となるような気がしています。