大学で日本中世史を専攻していた私ですが、古文書はさっぱり読めません。しかし、高名な武将などの直筆書状は読めなくともそれだけで興奮します。
今朝の地元紙「北斗星」は、県立図書館に併設されている公文書館で開催中の古文書企画展の話題でした。安政江戸地震の際に、鼠小僧が佐竹のお屋敷に盗みに入った記録の事が書かれています。
実は4年前、東京に行った時に両国の回向院にある鼠小僧の供養墓に立ち寄っています。
鼠小僧は武家屋敷にしか忍び込まなかったので、江戸の庶民の間では「義賊」として知られていたようです。だから、立派な供養墓が建てられたんですね。墓石を削って財布に入れていくと、金回りが良くなるという言い伝えがあるそうですが、私は「削る」という行為に後ろめたさを感じてしませんでした。お金は暮らせるほどあれば十分です。
古文書の企画展は前半・後半に分けて開催されていて、10月16日(日)まで。時間をつくって行ってみようかな。