自民党が大揺れです。最近、党内で国民からの政治への信頼をより一層喪失させる出来事が立て続けに起こっています。
柿沢未途衆議院議員の江東区長選をめぐる買収疑惑は「個人の話」、副大臣が様々な問題で相次いで辞任したのは「いつものこと」で済まされようと(←いや、ほんとは済ませてはいけないのですが)していたのですが、その衝撃をはるかに上回る各派閥の政治資金パーティー問題が浮上しました。
報道によれば、パーティー券の販売ノルマを超えた分のキックバックそれ自体はきちんと政治資金収支報告書に載せていれば問題ないのだそうです。が、安倍派(清和政策研究会)は収入と支出いずれにも記載せず、二階派(志帥会)は収入に記載していないとのこと。東京地検特捜部は臨時国会閉会後に本格的な捜査に乗り出す模様です。
さらに追い打ちをかけるように岸田首相が4年前の党政調会長時代に、旧統一教会の友好団体トップと会っていたことが明らかになりました。それに関する首相のコメントは「承知していない。」、「(一緒に写っている)写真があっても認識は変わらない」ととぼけ続けています。
確か首相は旧統一教会との関係について自民党の各議員に「きちんと確認し、丁寧に説明することが大事だ」と言っていたように記憶していますが、これで世間が納得すると思っているのでしょうか?
きな臭くなってきました。