総括質疑

 昨日、決算特別委員会の総括質疑に立たせて頂いた。昨年は勝手がわからず、時間も30分ということでバタバタとした進行だったような記憶があるが、今回は多少落ち着いてできたと思う。

 テーマは「アウトソーシングの取り組みについて」。まず、23年4月から実施されている水道料金の業務委託の評価について。民間企業に業務委託されたことにより、運営が柔軟になり、収入率アップにつながっている。特にコンビニで料金を収納できるようになった事が大きく寄与している(コンビニ収納はべつに業務委託されなくてもやろうと思えばできるが、今回の業務委託がひとつのきっかけになったことは間違いない)。

 それを踏まえて、今後の市事業においてアウトソーシングを導入する考えを質した。そもそも市にはアウトソーシングにおける基本的な指針というものがない。そして、行政で必ずやらなければならないもの、民間に任せられるものは何かという議論、整理、定義づけがなされていない。私はそこから作業を進めていかなければならないと思う。

 そして、最後に7月に総務文教常任委員会で視察した高浜市のアウトソーシングの例を持ち出した(詳細は7月10日のブログ参照)。ここの仕組みをそっくりあてはめるかどうかはきちんと見極めをしないといけないが、いま市役所で働いている雇用期間3年の一般事務の非常勤職員を活かす(継続して働いて頂く)うえで有効であるという話をした。

 全体的に市長からは前向きな答弁が得られたと思う。もうちょっと踏み込んでみたい部分もあったが、時間が・・・。

 昨日は私の他に佐藤誠洋議員、木村清貴議員、齋藤光司議員、土田祐輝議員も総括質疑に立った。清貴さんは「災害対応について」。東日本大震災時、ガソリン不足で透析が必要な方が大変苦労した、そういった細かいことも市は想定して対応していくべきだ、というくだりには「うーん、なるほど」と唸ってしまった。

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